WINE BAR MAGARRI店主のミズコウです。
当店はワインバーなのに、お食事を愉しみにして来て下さる方も多く、大変嬉しく思っております。
しかし、昨今の紛争や円安、またイタリアの豚コレラでの豚肉やその加工品の輸入中止等々、安定的に供給できないものも出て来ており、フードのメニューを更新しないといけな事態になっております。
極力「マスター算数出来ないの?」と言う原価大丈夫?と言われるリーズナブルに「本物」をお出しすることにはこだわりますのでご安心を。
最近試作した中で、本当に美味しいと感じたメニューがこちらです。
肉厚などんこ椎茸を、おいしい白ワインをひとふりして蒸し、無塩バターで少しだけ炒めます。
そのあとに、プルギニョンソース(エスカルゴバター)で和えます。
あとから岩塩を振って味を決めたら完成です。
この椎茸を食べた後のバターが秀逸なので、オーダーの際にはぜひ「バゲットも一緒に♪」と頼んでくださいね。
後から頼むとバゲットが焼けるのに4分強掛かるのでバターが冷めますので(苦笑)
お好みで黒胡椒もいいですね。
また、先日歯の治療後に歯茎に激痛が走り、モノが食べれない状況の中で「噛まずに栄養補給するには?」と考えた時、ランチの時にお出ししたコンソメスープが目に入りました。
そして、カレーの試作で作った「飴色タマネギ」も冷蔵庫にあります。ならば・・・
以前勤めていたレストランバーで出していた「オニオングラタンスープ」が作れるじゃないですか!!
スープの中の野菜類も柔らかく煮込まれてますし、これなら噛まずに栄養補給出来る♪って思って作ってみました。
バゲットに染み込むコンソメの滋味と、当店自慢の創業50年のチーズ屋さんが作った完全無添加のナチュラルシュレッドチーズの塩味が相まって「うんまー!」って声が出るほど(笑)
飴色タマネギって凄いね(笑)
これらは定番に決定したいと思います。
そして、ランチでお出しする予定の黒毛和牛のカレーが出来たんですが・・・。
なんかね、イメージしたのと少し違って納得が行ってないんです。
ワタシのイメージは、昔の喫茶店のS&Bの赤缶で作ったシャバシャバのシンプルな黄色いカレーを、超高級なスパイスで作った「懐かしい馴染みのある味だけど高級感がある」と言うモノなんですが・・・。
普通に高級な欧風カレーになった(笑)
なんかね、お料理上手なパパが家のカレーに本格的なスパイス入れた感のある感じ(伝われ!)
煮込んだのがいけなかったような気がするのです・・・。
黒毛和牛は煮溶けてくるし、香味野菜のソフリットや飴色タマネギのせいでとろみは出るしスパイスの立ってた香りも馴染んでマイルドになってるし「普通の高級なカレーじゃん!」感が否めないんです(苦笑)
なので、ソフリットと飴色タマネギはしっかりと煮詰めて水気を飛ばし、スパイスや塩胡椒などもしっかりと乾煎りして香りと味を立たせ、黒毛和牛は事前にしっかり焼いてから入れて、極力煮込まず、一晩だけ寝かせて、お出しする直前に火を入れるやり方を試してみます。
たぶん、これで昭和の喫茶店の黄色いシャバシャバカレーだけど何か違う・・・と言う懐かしさと新鮮さが漂う味になるかと。
またリリースする時にはお知らせしますね。
今あるのは、家族で自家消費するのと、カレードリア用にします。
あ、うちは「深夜食堂」と同じ経営方針で「出来るものならなんでも作るよ」ですので、焼きカレーや、焼きハッシュドビーフ(家族のお気に入り)なども作れますよ。
晩御飯だけでも、食べに来てくださいね♪
ワイン止まらんようになるから(悪い顔」
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