WINE BAR MAGARRI店主のミズコウです。
GW中も白と泡が売り切れましたが、先週もまた大人気で売り切れました汗
なので、急遽オーダーを入れて明日24日(火)に入荷します。
その中でも、イタリア人で唯一パーカーポイント100点を獲得したこの方のワインをご紹介したいと思います。
奥さん、マフィアじゃないってばっ!!!
パーカーポイント100点を獲得した醸造家!!!
イタリア人で唯一、パーカーポイント100点を2回獲得した醸造家ステファノ・キオッチョリ氏の手掛ける新作「NeroOro ネロ・オロ」
イタリア語で「ネロ」は黒、「オロ」は黄金 を意味します。 「NeroOro」は、シチリアを代表するネロ・タヴォラ種で造る白ワインのみでしたが、今回グリッロ種で造る白ワインが登場しました。
「NeroOro」を作り出すグリッロの栽培地として選ばれたのは、シチリア島の西部に位置するマルサラ。
世界の四大酒精強化ワインの一つに数えられ、イギリスで人気を博したマルサラ酒が生まれた土地です。 引き締まった辛口で、香り高い白ワインを生み出すグリッロ種、そのブドウをアパッシメント製法で、凝縮した味わいに仕上げたワインは、オロ(黄金)の名に恥じない黄金色の液体と凝縮した風味が味わえる、キオッチョリならではの傑作ともいえる1本です。
アマローネとは、北部イタリア、ヴェネト州で造られるイタリア最高峰の素晴らしい白ワインの事です。
このワインは独特の「アパッシメント」と呼ばれる製法で独特の味わいを表現することで有名です。
アパッシメントとは、収穫したブドウを陰干しし、ブドウの果実から余分な水分を飛ばす製法の事です。
収穫後風通しのよい室内で数週間かけて、ブドウの凝縮した味わいを引き出すことができます。
単に水分を飛ばすだけではなく、ブドウの茎の養分が果実へと送られ追熟することで、通常の製法では表現できない濃密で優しい味わいが生まれます。
この製法を踏襲し、南部のシチリアで凝縮感のある白ワイン「ネロ・オロ」を作り上げたステファノ・キオッチョリ氏が、今度は同様の陰干し製法で白ワインを生み出しました。 地場品種の白ブドウ「グリッロ」種を使い、アパッシメントを応用した製法で、洗練された素晴らしい、黄金色の濃密な白ワインに仕上げています。
「NeroOro」は、2016年のヴィンテージで4つの賞を受賞しています。
ドイツのノイシュタットで開催される「ムンドゥス・ヴィニ」で金賞
日本の「サクラ・アワーズ」でシルバー賞
イギリスの「ハーパーズ・ワイン・スターズ・アワーズ」で三ツ星
イギリスの「インターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティション」銅賞
黄金色がかった果皮を持つブドウ品種で、ギリシャから持ち込まれたブドウという説もあれば、プーリアからフィロキセラ禍を逃れてシチリアへ活躍の場を移した、という説もあります。
シチリアを代表する品種とみなされていたのは、このブドウがシチリア名産のマルサラ酒に使用されていたからです。
1930年頃までは、シチリアのブドウ畑のおよそ60%を占めていた、と言われています。
その後、その他のブドウ品種が入ってきたり、マルサラではなくシチリアワインの評価が上がってくると、次第にこのブドウの特徴を生かした白ワイン造りが行われるようになりました。
キリリと引き締まった辛口、きれいな酸がある華やかなアロマのワインがシチリア全土で生み出されています。
天才醸造家ステファノ・キオッチョリ氏のワインは軽くて飲みやすいので暑い日にピッタリですので、これからの季節は欠かさず仕入れておこうと思います。
ぜひお試しくださいね!
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